従業員の衛生教育


製造現場で働くパートさんから、管理者まで役割に応じた基礎~応用教育を受託しています。

従業員教育の必要性

どんなに良い衛生管理のルールや手順を定めても、それを実行するのは、製造現場で作業する方です。
製造現場には、社員やパート、時には人材派遣や技能実習生などが作業にあたっていることがあります。
その方々が正しく衛生管理の行うには、教育訓練が欠かせません。
特に採用間もない方は、緊張となれない作業から、覚えるまでに時間がかかります。
したがって、経験が浅い方には、何度も丁寧に教える必要があります。

食品衛生法施行規則 別表十七の十三 教育訓練でも
イ 食品等取扱者に対して、衛生管理に必要な教育を実施すること。
ロ 化学物質を取り扱う者に対して、使用する化学物質を安全に取り扱うことができるよう教育訓練を実施すること。
ハ イ及びロの教育訓練の効果について定期的に検証を行い、必要に応じて教育内容の見直しを行うこと。
とあり、HACCPの制度化でも求められています。

しかしながら、実際の製造現場では、「作業者に追われ、教育訓練を実践する時間が無い」というお声をよくお聞きします。また一方では、「教育を行っても手順通りにやってくれない」とため息をつかれる管理者のお声を聞くこともあります。

私たちの経験上、言えるのは、教育訓練の機会のある事業者とない事業者では、商品苦情や回収事故などの商品トラブルの発生頻度が格段に違うと感じています。
商品トラブルが生じ、原因を追っていくと、そもそも手順が無いということもありますが、作業者に対し、適切な教育訓練が行われていないということが多々あります。
認証などで工場監査に訪問した際、教育訓練が個々の役割に応じて実施されている事業者では、商品トラブルの件数は少ない傾向にあります。

厳しい表現になりますが、一生懸命に製造しても事故を起こし、回収や補償問題になれば元も子もありません。

そこで、コープさっぽろでは、衛生管理の浸透性をよくするために「なぜ衛生管理が必要なのかを理解してもらう」をコンセプトに忙しい管理者の代行として個々の役割に合わせた衛生管理の教育を実施しています。

例えば
■身だしなみや手洗いなどの個人衛生の重要性
■清掃・洗浄、保守点検の重要性
■商品トラブルの発生時の迅速対応
など、項目に由来する発生事例を用いながら、教育を行います。

この教育をきっかけとして、忙しい中でも少しの時間を確保して衛生管理の教育風土を作っていただければと思います。

従業員教育の進め方

①まずは、こちらのフォームからご相談・お申し込みください。担当者よりご連絡します。
②対象者・内容・時間・実施方法・実施回数・実施日程・認知テストの有無を調整をします。
③構成を確認後、完成したテキストを確認頂きます。
④教育を実施します。

詳細や費用などのご相談はこちらのフォームからお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ


生活協同組合コープさっぽろ 品質管理室 
担当者
定岡(さだおか)
TEL
050-1751-7048
郵便番号
063-8501
住所
札幌市西区発寒11条5丁目10-1
メール
csap.qcs@sapporo.coop

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