2025.1.1
新年のご挨拶
新しい年を迎え、皆様にご挨拶申し上げます。
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2024年12月、コープさっぽろの組合員数は203万人となりました。北海道の総世帯数は247万世帯ですので道民の約8割世帯を超えた皆さまに利用いただいており、改めてたくさんの組合員さんの結集に心より感謝申し上げます。
2024年度を振り返りますと、11月に苫小牧市では「ぬまのはた店」がオープン(道央市民生協統合以来、苫小牧市内で初出店)、宅配事業では、「トドックアプリ」の利便性が更に高まり現在10万人の方にご活用いただいております。宅配では、資源回収専用車もエリアを拡大し本格稼働。新規回収品として食器も取り扱うことになり好評いただいております。
新規事業の取り組みとしては、健康診断事業の推進。全道各地のお店・配送センターなどの職員の健康診断に専用車が出向き、180ヵ所・約9000人に実施しています。次年度は、組合員さんにも各店舗にて健康診断ができるように推進する予定です。
5月には環境活動として「第4回Hokkaido海のクリーンアップ大作戦」を全道44カ所にて実施。1万人を超える皆さんが参加くださいました。幼児から中学生、大学サークル、お取引先様、行政の方など多様な層の参加者が増えてきているのが特徴です。
2025年度、コープさっぽろは60周年を迎えます。チェーンストアの進出がめざましかった1965年に「消費者の手で真に消費者の利益を守る流通網をつくろう」と札幌市立北園小学校体育館に地域の住民と北大生協職員を合わせて200名ほどが集まり札幌市民生協として設立しました。そして同年10月1日に組合員1181名、役職員2名によって2店舗で営業が開始されました。60周年では、先人の築いてきた志を胸に、「北海道で生きることを誇りと喜びにする」というコープさっぽろの理念のもと、より一層組合員さんと共に生活協同組合として事業と貢献活動を推進して参ります。
生活協同組合コープさっぽろ理事長
大見英明