プレスリリース 環境・社会貢献

地域DXによる共助型コミュニティ形成が「地域づくり表彰」にて最優秀の評価 関連会社のミーツが令和6年度『国土交通大臣賞』を受賞

2024年12月11日

生活協同組合コープさっぽろ(以下、コープさっぽろ)の関連会社であるミーツ株式会社(以下、ミーツ)は、このたび、地域課題解決に取り組む先進的なDX事例として、令和6年度「地域づくり表彰」において国土交通大臣賞を受賞し、12月9日(月)に表彰式が行われました。本賞は、国土交通省が地域の発展や創意工夫に基づく優れた取り組みを評価し、贈られるものです。

ミーツが取り組んでいる地域内の「困っている人」と「助けられる人」を結びつける新しい形のDXソリューション「共助型困りごと解決サービス『ミーツ』」が評価され、テクノロジーで長屋家族のような地域社会全体の結びつきを強化した点が高く評価されました。これらの取り組みは、国土形成計画が目指す「デジタルとリアルが融合した地域生活圏」の形成にも寄与する事例とされています。

国土交通省がミーツを評価した点

  • 「敷居の低いDX」による住民間の協力促進
  • 地域生活圏形成に資する、地域課題解決と新たな交流の創出
  • 人口減少社会における地域共助の新たなモデル提示

今回の受賞対象となった「ミーツ」では、LINEや電話で寄せられる住民の困りごとをデジタル化し、地域の協力者とマッチングする仕組みを導入しました。これにより、以下のような成果が得られました。

得られた成果

  • 地域の相互支援を促進
    ・ 住民同士が「長屋の家族」のように支え合うコミュニティを形成
    ・支援者と受援者双方に新たな「出会い」を生む仕組みを構築
  • 地域課題の可視化
    ・ 困りごとのデータを蓄積し、住民同士で共有
    ・地域課題の本質を浮き彫りにし、さらなる解決策を模索可能に
  • 敷居の低いデジタル活用
    ・ スマートフォンが普及していない層でも利用可能な、電話を通じた依頼受付も採用。アナログとデジタルを活用
    ・地域に根ざした「泥臭いローカルDX」を実現

ミーツ代表成田のコメント

北海道胆振東部地震で被災した厚真町から生まれたこの取り組みが全国的に評価されたことを大変光栄に思います。「ミーツ」を通じて、地域にて互いを支え合い、新しいつながりが生まれる社会を実現したいという思いで取り組んできました。共助の仕組みを育みながら自助・公助と連携して、デジタル×アナログ、行政×民間、ベテラン×ワカモンと境界を超えて繋がることで持続可能な未来の創出に向けて、コープさっぽろとともに北海道の地域課題解決に挑戦してまいります。

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